名所を巡るだけの旅に飽きたら、　　キッチン付のアパルタメントで少しゆっくりの滞在もいい。

スペイン１，２の観光モニュメントであるアルハンブラ宮殿で有名な”グラナダ”は、スペインへ行くなら必ず訪れたい南スペインの美しい街。 

その魅力は、①飾らず親切な人々と②物価の安さ、③交通機関を使わなくても歩いてたいていのところへいけてしまう気軽さ、それでいて、④デパートやショッピングゾーン、レストランも充実している便利さ。そしてきわめつけはなんといっても、⑤市内いたるところにあるバルでビールやワインを頼めば、タパスと呼ばれる小皿料理が一品ずつついてくるフリータパスのシステムのうれしさ。

　それ故、この街を訪れる人は、必ずといっていいほど、数ヶ月または数年後、再びここを訪れるといわれます。

昔から、この地を訪れた旅人は、不思議な魅力にとりつかれ、素晴らしい芸術作品を残した作家の数は数知れず。代表的なのは、「アルハンブラ物語」を記した米国人ワシントン・アーヴィング、スペインを代表する音楽家のアルベニス、マヌエル・デ・ファリャ・・・などなどです。

　グラナダへは世界中からスペイン語語学留学に訪れる人が後をたちません。そのほか、わすれてはならないのが、フラメンコの聖地としての存在で、フラメンコ留学、ギター留学と、カルチャーの幅も広く、また冒険家にはパラグライダーや気球、冬はスキーやスノーボードなどなど。こういった魅力あふれるこの街は、誰でも一度ならず二度、三度と訪れたくなるワンダーランドなのです。